おすすめします!革デッキケース!!2016.12.19
ハンドメイドの本革製デッキケースの魅力とは?
一般的にデッキケースは消耗品であり、お求めやすいプラスチック製が大半です。
その他、少し高価な合皮製ケースも売られております。
それらが主流を占める中、当工房では、本革製のデッキケースにこだわりをもってハンドメイドで製作しております。
なぜわざわざ、革を使うのか。
その魅力とは?
ハンドメイドと既成品の違いは何?
そんな、革ケースを使ったことのないみなさんの当然の疑問に、私なりにお答えしたいと思います。
ちょっとでも「革のデッキケース」という言葉に興味を引かれたなら、是非、読み進めてみてください。
「革デッキケースという選択肢の魅力」に、気づいていただけると思います。
革デッキケースの魅力 : 「共に育つことができる」
紙、プラスチック、合皮。一般的なデッキケースの素材というと、こんなところでしょうか。
これらの素材には(当然の)共通点があります。
それは、「新品の時が一番きれい」ということ。
まぁ、この世の真理といってもいいくらいあたり前のことですよね。
傷んだら、新品に変えればいい。それは合理的です。
……しかし、考えてみてください。
例えば、何年も使いこんできたダイス。
幾戦も共にしたプレイマット。
大事な試合で使ったライフカウンター。
自分の歴史を刻んできた道具達は、新品のときより、大事になっていませんか?
私は、デッキケースもそれらと同様、その人にとっての相棒であると考えています。
そんな相棒が、1年、2年でボロボロになって使えなくなってしまうのは、さびしいと思うのです。
しかし実際問題として、紙やプラスチックでは耐久性の限界がありますし、
合皮製のケースも、角や稼働部は少しずつ擦れ、表面がささくれたり剥げたりしてしまいます。
数カ月、長くて1~2年程度で、どうしても寿命を迎えてしまうわけです。
これに対して、革製品の寿命は長いです。
諸説ありますが、大事に使っていただければ10年を超えると言われています。
高級な革バックなど、50年使えるなんて話もあるほどです。
さらに。革の種類で程度の差こそありますが、革製品には”エイジング”という魅力もあります。
「使えば使うほど、よりしなやかに、よりツヤを増す」そういった変化が楽しめます。
これは革だからこその魅力です。「持ち主と共に育つ」そういう特性があるのです。
当工房では、素材の選定や設計の検討の際、長期間での耐久性を大事にしています。
また、工房として存続することで、「お届けしたら終わり」ではなく、
将来トラブルがあったときのケアもしていけるようにと考えております。
長く付き合える貴方の相棒として、革製というのはとてもふさわしい選択肢なのです。
ハンドメイドデッキケースの魅力 : 「唯一の個性を表現できる」
カードゲームのプレイングやデッキの構築には、その人の個性が強く出ると思います。
テクニカルな戦術が好きな人、クールに戦況を読んでリスクを避ける人、「力こそパワー」な人、などなど……。
だからこそ、対戦ではお互いの個性を知ることができる面白さがあると思います。
それだけ個性豊かなカードゲーマーのデッキケースが、画一的な既成品で、本当に満足できるのでしょうか。
私はきっと、それぞれの個性を形にする機会が無いだけで、みんな色々な好みをもっているのではないか、と思います。
構造的な違いだけでも、二重スリーブ派、三重スリーブ派、デッキの枚数、それぞれでしょう。
縦型だけではなく、箱型のもの、薄型のもの、ベルトにつけたい……色々な要望があるはずです。
だから、当工房ではオーダーメイドのカスタムサービスを始めました。
私の知り得る素材、考え付くデザイン、習得した技法、それらを全力で組み合わせて、
世界に一つしかない、貴方のためだけのデッキケースを作成いたします。
実際、いただくお問い合わせでは、「こんなことをしてみたい」、「この作品を元にしたい」
本当に千差万別なご依頼をいただきます。
その都度、新しい素材の発掘や新技法への挑戦も含めて、その時点での最善を模索し、ご提案させていただいています。
そうやって作ってきた作品たちは、下記でご紹介しています。
ご覧頂いて、「自分ならこういうのが欲しい!」とインスピレーションがわいたなら、是非、ご相談ください。
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