作例紹介:ボーラス モデル

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デッキケース ニコル・ボーラス「作例紹介」のコーナーでは、実際に作成してきた作品をご紹介しています。
オーダーメイドの雰囲気とか、当工房でつくれるモノのイメージが伝われば幸いです。
尚、ご紹介する作品はご依頼者様からサイトでのご紹介をご快諾いただいたものであります。どうも、ありがとうございます。  
 
さて。本作品、こんなご依頼をいただいたところから始まりました。
 
ご依頼
形状は手帳型。色は黄色。
MTGのニコル・ボーラス(※)をモチーフにしたデッキケースにして欲しい。
 
ご依頼当初、イメージ画像として、こんな画像もいただいておりました。

 
 
※ニコル・ボーラスとは
MTGに詳しくない方向けにザックリ解説。彼はMTG界におけるキャラクターの一人です。
彼を表す言葉として、「大体こいつのせい」とか「ラスボス」とか「ボーラス様」とか。。。
これだけでも彼の大物感というか、黒幕感の一端が感じられるのではないでしょうか。
 
 
デザイン
ご依頼を受け、デザインや素材を考えるわけですが、モチーフの大物感に負けないものにしなくては…と色々考えて最初にご提案したのがこんなデザイン。
 
割と素直にモチーフ画像を活かすイメージでした。
最終的に背面はシンプルに…ということで、こんな感じになりました。
 
 
素材
革には、画像のイメージから派手派手な黄色…ではなく、少し暗めの「靄の中を日が差すような」黄色、イメージして選定し、結果、ルガトショルダーの黄色を選択しました。 

※尚、ルガトの黄色はかなり個体差があるので、定番色としては扱っていません。が、是非この革で!というご要望があれば、御相談下さい。
 
 
特徴
肝心のモチーフ、ボーラスのシンボル表現には、「インレイ」とよばれる技法を用いています。「インレイ」は、革を切り抜いて、挟み込んだ異種の革を見せる技法です。 ドラゴンであるボーラスのシンボルを、「エキゾチックレザー(爬虫類等の革)」を使って表現しました。


 
さらに、目を引く宝珠部分は、スワロフスキーと呼ばれるアクセサリなどに用いるカットクリスタルを象嵌しました。(色、サイズを何個も買ってきて一番しっくりくるものを選びました。)
 
 
 
完成
そんなこんなで完成したのが、こちらです。
 
鱗のインレイと象嵌が光ります。
 
全体は、渋めの黄色です。
 
 
モチーフに名前負けしない出来になったでしょうか…。
 
ご依頼者様の相棒として、末永くお使いいただけることを祈っております。
 
 
※ちなみに、このモデルには0号機がおりまして、95%完成させたものの、どうしても細部の仕上がりが納得いかず、かといって部分修正できるものでもなく、泣く泣く作り直したという経緯があり、ボーラス0号機は今も工房にあったりします。(戒め)


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